子育てサポーター養成講座
“親業”って聞いたことはありますか?
親の役割のことですが、社会的に一人前になるまで子どもを育てることだそうです

子どもの気持ちを受け止め尊重しながら、親子の良い関係を築くためのコミュニケーション方法。
【聞く】【話す】をポイントに、子どもにどう接し方たら良いかということを体験しながら学びました。
何気なくとっている行動、返している言葉…子どもが心を閉ざしてしまう原因になってしまうのです

“あ~言ってるかも…”と反省しなければと感じながら、子どもとの関わり方やコミュニケーションのとり方を見つめなおす、良い機会となりました

これは、子どもだけではなく、人間関係においても同じことですね。
表情で気持ちを察し、相手を思いやれるような言葉がけができるように心がけていきたいと思いました。
宮城県協働教育コーディネーター養成研修会
午前中は、東北学院大学の水谷教授から「みやぎの協働教育とコーディネーターの役割について」の講義があり、午後からは女川町と涌谷町の実践事例発表。そこで、涌谷町の協働教育の取組みをコーディネーターの立場から実践例紹介をしてきました。
発表後はグループワークがあり、各グループごとに事例の成果について考え、質問をあげ、それに対して事例発表者が答えるということをしました。
コーディネーターの発掘・育成はどうやっているのか、社会教育主事がいない町はどうしたらよいのかなど…様々な質問がありました。
今回の事例発表で、皆さんからは、連携がうまくいっている、熱意があるなど、良い評価をいただけて、とてもうれしかったです

私は、2年ほど前は、協働教育って何?…からスタートしましたが、何度も研修を重ね、様々な支援に入り、皆さんの前で事例発表する立場になりました。
コーディネーターとして、人とのつながり、支援して良かったなとお互いに感じる喜びを大切にしながら、これからも協働教育のお手伝いをしていきたいなと改めて感じました

協働教育 研修会
テーマは「子ども達の学びを地域で支える」

涌谷町では、協働教育プラットフォーム事業として学校支援活動、放課後子ども教室などの活動を行ない、子ども達の学びを地域で支えてきました。
北部管内大崎地区生涯学習推進の基本計画で、【家庭教育支援の充実に努める】という項目が昨年度までは6番目に位置づけされてましたが、今年度は2番目に格上げされました。
涌谷では、おひさまスマイル・八雲児童館母親クラブ・地域婦人会などが家庭教育支援チームとして、協力体制をとる方向でいます。
宮城県では…学校、家庭、地域の強い絆のもとで、より良い未来を創造する高い志を持った心身ともに健やかな子どもを育てる。そして、人々が生きがいを持って、生涯にわたり、多様に学び、交流する中で、潤いのある文化を守り育む地域社会が形成される。…このような姿を目指しているそうです。
地域とのかかわりは生涯続く、なくてはならないものです。
地元で育ったので、涌谷町でも、核家族化、少子化、高齢化していることを感じます。
共働きの家庭も増え、地域とのコミュニケーションがなかなかとりづらい世の中になっていますが、昨年の震災を経験し、そのことをふまえ、より地域とのコミュニケーションをとることは必要だと思いました。
あいさつが飛び交い、子どもたちをあたたかく見守ってくれ、地域が活気ある、昔を思い出させるようなあったかい和やかな社会になることを願っています

研修会の中での「12歳の自分」をテーマに、“私”と“家族”を描くということをしました。
皆さんも、その頃の自分を思い出して、絵を書いてみてください。
自分のまわりには誰がいましたか?その頃の自分はどんなことが好きで、何を思って過ごしていましたか?
10才~12才頃は人生のベースになると言われていて、こういう思いがあったから、今、こういう風にしたいというケースが多く、今の自分に大きく影響しているそうです。
その頃の私も4世代家族で、両親共働きだったので、おばあちゃん子でした。同級生と帰りの放送がなる時間まで校庭で遊んだり、色々習い事をさせてもらったり、毎日、楽しく過ごしていました。
そのことが、今の私のベースになっているんだな~と思うと、家族や友達に感謝の気持ちでいっぱいです

自分の子もこれからその時期に入るので、良いベースとなるような時間を過ごさせてあげたいと思います。
今回は、色々なことを振り返り、これから自分はどんなことだったらできるのかを考えることができた、良い研修会でした

子どもたちのために、涌谷のために、がんばります

『リトミック』&『子どもと昔話』
午前中は『リトミック』の講義・実践。
うちの娘も小さい時に習っていて、どういうことをするかは知っていましたが、リトミックについて詳しくは知りませんでした

リトミックは…からだ全体で音楽に親しみ、遊びながら、音楽的な基礎能力(音感・リズム感)を育成するだけでなく、子どもの持っているあらゆる能力を引き出すための教育法、人間性を豊かにする素晴らしい教育法だそうです。
人格を形成する3要素…心(マインド)、力(能力)、性(パーソナリティー)。
今回のリトミックの実践では、頭と体を使い、好奇心、記憶力、集中力、表現力、判断力、協調性、創造性などを引き出すような内容で、大人でも初対面の方とも楽しい時間が過ごせました。
今度、3月30日わくわくパラダイスでも『音で遊ぼう♪リトミックあそび』を30分程度する予定でいますので、ぜひ親子で体験して楽しんでください

午後は『子どもと昔話』というテーマの講義。
子供の成長では…豊かな体験(日頃の生活の中で体を使って)が大切。ことばを獲得するには、まず聞くことから。耳からの読書を経験していると、自然にことばを聞いて想像力が身につく。そうです。
絵本とおはなしを聞きました。
絵本と違い、おはなしは、お話の世界に引き込まれていきました。
“聞く”時は、テレビを消すなど、環境づくりが大事だそうです。
子どもの心を豊かにするために、たくさん読み聞かせしてあげることはいいことですね

とてもためになる研修会でした

ボランティア活動や子育てにに活かしていきたいと思います

協働教育連絡会
“協働教育プラットフォーム事業”?と思われる方もいらっしゃるかと思います。私もその一人でした

『協働教育』とは…家庭・地域と学校が協働して実践する教育活動です。
『協働教育プラットフォーム事業』とは…家庭・地域・学校をつなぐ仕組みづくりを行い、地域の教育力の向上や活性化を図り、地域全体で子どもを育てる環境づくりを目的とした事業です。
簡略して涌谷町の今までの取り組みをご紹介します。
涌谷では『元気わくやふれあい町づくり事業』として…
「学校教育支援」では、学校支援地域本部事業を行い、地域ボランティアの方に協力していただき、町内の幼稚園・保育所、小中学校 計18カ所を対象に様々な支援をしてきました。
「地域教育支援」では、放課後子ども教室推進事業や町や地域主催の自然・交流体験活動、奉仕活動などの支援をしてきました。
「家庭教育支援」では、幼稚園・保育所などで家庭教育学級を行なってきました。
この3つの支援を継続し、それぞれにかかえる様々な課題を解決しながら、来年度、よりよい協働教育に向けて推進していく計画です。
松山、瀬峰の学校支援活動について、鹿島台、色麻の協働教育プラットフォーム事業についての活動紹介があり、それぞれの町の活動状況や課題について、色々知ることができました。
来年度は、「おひさまスマイル」も“家庭教育サポートチーム”をして協働教育にかかわる予定です

私は学校支援コーディネーター、学校支援ボランティア、放課後子ども教室のスタッフとしても頑張っています

様々な支援にかかわり、子どもたちやスタッフの笑顔や生き生きとした姿がとても印象的で、この事業の大切さを改めて実感しています

~できる支援を できるときに できるところから~ 一緒に活動してみませんか?学校支援ボランティアも随時、募集しています

今後ともご協力よろしくお願いいたします

地域一体となって、子どもたちの学びを支え、地域も元気に、そして豊かで元気な町になることを目指して
